たべ物語り 温泉湯豆腐・後編

温泉湯豆腐・後編

届けたい温泉湯豆腐の魅力

優しい口当たり。雪で言うと新雪のような。舌の上にのっけたときにいなくなるような。
この温泉湯豆腐の食感はなかなか出会えないもの。
この体験を日本中に届けたい。
そんな城島社長と
訪れたとある温泉街。
取材旅で見つけた魅力を
ご案内します。

旅先の湯豆腐事情

古くは江戸時代にも遡るといわれるこの土地の温泉湯豆腐。当時より、ここを行き交う旅人が食べていたそう。

そんな歴史がある温泉湯豆腐も、現地の人々にとっては当たり前の食文化。温泉街のなかには温泉が配管されている家庭もあり、日頃から調理に温泉水を使っていたため、湯豆腐はとろけるものだと思っている人が大半でした。

近年、この温泉湯豆腐が誇れる食文化であることに地元も注目!これまでも旅館の朝食や食堂でも提供されてはいましたが、一部の観光客しかしらなかった名物「温泉湯豆腐」を広く知って欲しい、多くの人に味わって欲しいと、地元から発信しています。

違いもこだわりも限りない温泉湯豆腐

「温泉湯豆腐」といっても、味わいはさまざま

温泉湯豆腐に必要なのは、「豆腐」、「温泉水」、
そしてさらに美味しく食べるためには「たれ」も欠かせません。
いずれも、「とろける温泉湯豆腐旅気分」には必要条件。

※温泉水は通信販売では取り扱えないため、調理水での提供となります

4店舗どちらのお店も、こだわりを追求しながら温泉湯豆腐セットを作っているため、
「温泉湯豆腐」といえども個性は豊か。
味もとろけ具合もこんなに違いがわかるものかと驚くほどです。

とろけ具合は
豆腐の作り方で決まる

温泉湯豆腐で使われる豆腐、これは各豆腐店の店頭に並ぶ普通の豆腐とは別で、温泉湯豆腐のために作られている専用の豆腐です。豆腐をとろけさせる秘密は温泉水の成分にありますが、とろけ具合を決めるポイントは、豆腐そのものにあり。
にがりの種類や量、炊き方、温度など、材料の配合や作り方によって、味はもちろん、とろけ方や食感が変わってきます。

豆腐そのものの
美味しさの秘密は大豆に

大半が地元産の大豆から作られているご当地の豆腐。じつは、この地元産の大豆がこの地で作られる豆腐にとってベストな品種。
「とろける温泉湯豆腐旅気分」に参加している福田さんは過去、他の土地の大豆を試したこともあるそうですが、全国の大豆を試してみてもこの地域の大豆が一番だったため、地元産大豆100%で豆腐作りを行っているそう。平川さんも、この土地の大豆を使って作られるここの豆腐が最強とおっしゃるなど、どなたからも地元産大豆100%の豆腐が一番だという自信を感じます。

もちろん今回用意されている豆腐は、4店舗いずれも全て地元産大豆100%のもの。自信に裏打ちされた美味しさを確かめてください。

豆腐をとろけさせる、温泉水

豆腐がとろけるのは、ここの温泉水の特徴的な成分によるもの。しかし通信販売では温泉水の取り扱いができないため、温泉湯豆腐セットで温泉水を販売することはできません。

そこで各店では、自分のお店の温泉湯豆腐用にとろけさせるための水を調合。温泉成分を再現しながら、豆腐のとけ具合にもこだわった配合で専用の調理水を開発しました。

ごまが入った醤油ベースの
「たれ」がご当地流

どこの家庭や旅館でも、温泉湯豆腐はこの「たれ」でいただくのがこの旅先の王道の食べ方です。
このたれも、それぞれのお店の豆腐にあわせた配合やこだわりがあり、さらさらとあっさりしたものから、ごま風味が強く担々麺が作れるのではと思うほど濃厚なものまで。こちらも「とろける温泉湯豆腐」の特徴であり、美味しさを引き立たせるポイントとなっています。

豆腐作りの取材旅

豆腐はこのように作られます

藤川さんに協力いただいて、豆腐作りも見せていただきました。

城島

早速ですが、こちらで大豆を砕いていくんですね。
どちらの大豆を使っているんですか?

城島社長、豆腐作りの経験もあるだけあってかさすがの話の早さです。

豆腐作りを紹介

大豆を半日以上水に寝かせたら砕きます

これが地元で育った大豆たち。温泉湯豆腐用の豆腐は、地元産100%です!

砕かれた大豆を煮て、絞る

加熱が進むと表面には湯葉もできてきます。煮詰めたものを絞ると豆乳ができます。残ったものが「おから」です。

ゆっくりにがりと混ぜ、
固めます

にがりの量や温度が、豆腐のとろけやすさややわらかさを決める!
変わった形の鍋は、豆腐をすくったり水をすくうための豆腐作り専用の鍋

型に入れてプレス機で成形する

どんどん豆腐が形作られていきます

水の中に晒しながら切る

手作業なんですね!
冬でも冷たい水のなかで行われます

箱詰めする

できたての豆腐!
豆腐屋さんには早朝からできたて豆腐を買いに来るお客さんもいました

以上の工程を、普段はお父さん・お母さん、スタッフのかた3~4人で作業されているそう。
藤川さん、ありがとうございました!

3代目藤川さんの、お父さん・お母さんご登場

藤川さんに工場を案内してもらっていると、お父さん・お母さんも出てきてくださいました。藤川さんのご両親であり、藤川さんの豆腐の生みの親でもある2代目のお父さん・お母さん。一緒にお話を伺います。

藤川さんのお店は、当代が3代目。お母さんのお父さんの代、つまり当代の藤川さんにとってはお祖父さんにあたる方が始められて、50年以上の歴史があります。お祖父さんは、お豆腐作りの師匠のもとで手伝いをしながらご自身のお店を立ち上げられたとのこと。藤川さんのお父さんが二代目を継がれた頃には、近辺には80軒以上もの豆腐店があったとか。

城島

なんで減っていったんですか?

藤川さん父

跡取りがいなくなったこともあります。僕も、婿入りなんです。

城島

最初、お二人はどこでお会いしたんですか?

藤川さん父

大阪です。

藤川さん母

いいや・・・ここで会って・・・

城島

あれ・・・?(笑)

藤川さん父

ちょっと忘れてましたね・・・

藤川さん母

私たち、遠距離で結婚するまで4回くらいしか会ってないんですよ。

城島

当時の遠距離恋愛って、大変でしたよね?

そんなエピソードも織り交ぜつつ、お父さんお母さんから豆腐誕生秘話が飛び出しました。

城島

2代目のこだわりってあったんですか?

藤川さん母

夫婦でしょっちゅう喧嘩していました。豆腐の作り方で、お父さんにはお父さんのこだわりがあって、私には私のこだわりがあって。

城島

お母さんの理想はどんなお豆腐だったんですか?

藤川さん母

弾力を大事にしたいです。でも、お父さんはやわらかさを目指していて・・・

城島

難しいですね。それで、どっちが採用されたんですか?

藤川さん父

お母さんの意見も尊重しました。

やわらかさがありつつ弾力性も兼ね備える藤川さんの豆腐。喧嘩をしながらうまれたというハイブリッド型豆腐の原点はここにありました。

そんな先代の製法をきちんと継いでいきたいと言う3代目の藤川さん。ここにしかない温泉湯豆腐を食卓にも届け、この美味しさがもっと広がっていけば、と日々豆腐を作っていらっしゃいます。

4店舗のお豆腐屋さんが集結した
「とろける温泉湯豆腐旅気分」

4つのお豆腐屋さん同士の
協業は史上初

それぞれのお豆腐に違いがあるように、4者4様の豆腐屋さんたち。それぞれのこだわりによる美味しさが温泉湯豆腐セットには詰まっています。
それぞれの個性があるみなさんですが、豆腐への自信や美味しい温泉湯豆腐を届けたいという想いは全員共通。
普段は独自に温泉湯豆腐を作っているみなさんがこの想いをもとに、今回の企画の美味しい温泉湯豆腐を日本中に届けたい、この土地の魅力を伝えたいという気持ちに応えるかたちで集結してくださいました。

まずは「とろける温泉湯豆腐」を体験してみて

「とろける温泉湯豆腐旅気分」では、
4店舗参加している豆腐屋さんそれぞれの温泉湯豆腐セットのうち、
どこのお店のものが届くのかということは到着までわかりません。
どこのお店のものも、いずれもこの温泉街から
自信を持ってお届けできる温泉湯豆腐セットです。
まずは、温泉湯豆腐というこの旅先の名物に出会ってください。

それぞれの違いを体験したい場合は、食べ比べも

どの温泉湯豆腐セットが届くかわからない「とろける温泉湯豆腐旅気分」ですが、
同時に複数個お申込みいただいた場合は、
お申込みの数だけ別々の店舗のセットでのお届けとなります。
(4つお申込みいただくと、全部のセットが1つずつ届きます。)

実際の旅行では、同時に別のお店の温泉湯豆腐を楽しむことは基本的にはできませんが、
そんな食べ比べができるのは「とろける温泉湯豆腐旅気分」だからこそ。
1セットに豆腐2丁が入っているので、ひとりで一気に食べ比べるのは大変ですが、
少しずつだったり時間をおいてみたり、ご友人やご家族と一緒なら試せるかも。
そんな方は、ぜひ複数個お申込みくださいね。

※販売期間終了しました。たくさんのお申込みありがとうございました!

温泉湯豆腐のとろける食感を日本のみなさんに紹介したいとこちらの旅先を訪れ、ここで丁寧に豆腐を作っている職人さんたちと出会ったこと、そして旅をしながら土地の魅力も発見したことで「とろける温泉湯豆腐旅気分」が完成。

もともと好きだった温泉湯豆腐ですが、今回4種類を食べさせていただいて、一口に温泉湯豆腐と言っても味や食感がそれぞれ違うことに驚きました。

温泉でほぐされた身体にとろける湯豆腐と旅先のみなさんとの出会いがやさしくしみわたる「とろける温泉湯豆腐旅気分」。

みなさんにも楽しんでいただけるといいなあ。

株式会社TOKIO 城島茂

とろける温泉湯豆腐旅気分

販売終了しました
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